前楽も行こう。
On My Way じゃなく FGKS なんだろうか?
大阪どうするかなー。
昨日はけーちゃんのBDでサプライズしてもらったんですね。
南氏の言葉に爆笑しました。
ビューラーで睫毛を上げてるけーちゃん。
手塚が睫毛上げてる姿が浮かんで爆笑しました。
馬場雅ベスアクジャケットが!
いい!
めっちゃいい!
やっぱ282だね!
かっこよすぎるぜ!
さて、今日は真赤。
なんだろ、うちの話は自分で気付けよってのばっかりですね。
もっとラブラブなところ書こう。
七夕まで連載。
星に願いを 1
商店街を歩けば色とりどりの短冊が飾られた笹が風に揺れている光景が目に入る。
テニス、テニスの毎日で、こんなものでも見なければ「七夕」なんて気付かない。
星に願いを……
なんて。
願いなんて自分で叶えてナンボじゃね?
それでも。
『真田副部長に会いたい』
誰もいなかったスペースについ魔が差して、用意されていた短冊とペンを取り赤也は願いを書いた。
今の一番の願いを。
あの三強を有する三年が赤也に部を託し、卒業して三ヶ月。
毎日聞いていた真田の怒鳴り声が聞こえない。
日常がぷっつりと途切れてしまった。
たまらない喪失感に赤也はガラにもなく滅入っていた。
「真田副部長…」
ため息と一緒に漏れ出る言葉はいつも同じ。
赤也は真田たちが卒業した後でも、『幸村部長』『真田副部長』と呼ぶ。
これはもう習慣で治そうにも治らない。
引き継いだ部の部長に納まり自分が部長と呼ばれる日常を送っていても、自分の中では部長と言えば幸村、真田は副部長。
それは消えないことなのだ。これからも、ずっと。
いつから会ってないのか、心の中で赤也は最後の記憶を辿る。
「げっ! 卒業式? マジかよ」
そうだ、真田を、テニス部のあのレギュラーを送り出したあの日以来会っていない。
会うどころか、同じ敷地内の校舎にいても見かけることすらない。
中等部と高等部の距離。
歳の差一歳の距離。
飛び越えて会いに行くには赤也でも簡単なことではなかった。
学び舎は変われど同じテニス部に入部したあの人たち。
真田、幸村に至っては一年ながらすでにレギュラー入りを果たしていると言う。
当然だ。あの人ならば。
幸村、真田が、あのレギュラー陣が残したテニス部を自分の代でその栄光に泥を塗るわけにはいかない。
必死に王者立海、常勝立海の名を汚さぬ様後輩を指導し、自らも練習に励む。
本当は会いに行きたかった。
でも、決めた。
全国優勝。
それを果たせないまま会いにはいけない。
それでも。
会いたい。
ずっと燻っていた己の中の感情に気付いた。
真田と離れて初めて気付いたこの想いの正体。
好きなのだ、真田が。
誰よりも。
つづく。
希蝶
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