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元気もS、相葉談

トップステージだっけ?
ルックアットスター?
テニミュ記事を読んだ。
ニヤニヤした。
相葉っちと元気の対談が面白い。
みんな面白いけど。
そして可愛い。


立海レギュラーには赤也ってすごく可愛がられてますよね!
年下って武器ですよね。
赤也みたいな友達が欲しいな!



昨日のつづき

星に願いを 2





「なーんじゃ、こりゃ」

  高等部テニス部の厳しい練習の帰り道、シャッターの下りた商店街。
  中央の広場にある笹に仁王は目を止めた。

「七夕の短冊ですよ、仁王くん」
「そんなことはわかっとる、これは何じゃと言ったんじゃ」

  仁王は手にした短冊を一緒に帰っていた柳生、柳、幸村に見せた。
  赤い短冊いっぱいに書かれた文字。

 『真田副部長に会えますように』

「ほう、これは赤也の字だな」

  名など記してなくても参謀にはお見通しだった。

「真田に会いたい、か。赤也は本当に可愛いね」

  いつもふわりと微笑んでいる幸村が一層その笑みを強める。

「俺には会いたくないのかな?」
「それを言うなら私たち全員ですよ、幸村君」

  柳生が眼鏡を上げ短冊を見る。

「そうだな」
「頑張ってるようだな、赤也は」

  中等部のテニス部の活躍は高等部にも聞こえてくる。
  いや立海と言えば全国区の強豪。
  話題にならないことはない。
  公式試合はもちろん、練習試合でさえも話題になる。

「去年の私たちの屈辱を彼ならきっと果たしてくれるでしょう」
「じゃの。来年赤也がこっちに来たらまたおもしろくなりそうじゃの」
「仁王くん、おもしろくする前に誉めてあげて下さいね」
「柳生は甘いのう」
「飴とムチですよ」

  あれやこれやと四人で赤也の話題に花が咲く。
  赤也は今ごろくしゃみのひとつでもしているのではなかろうか。

「真田に言う? これ」

  幸村の言葉に三人は顔を見合わせた。

「そうじゃのう、言わんとわからんぜよあの堅物は」
「その前に自分の気持ちすら気付いてないですからね」
「そうだな、まずはこれを見せてみるか」
「これで気付かなきゃ馬鹿だ」

  幸村ならあの真田に面と向かって「馬鹿」と本当に言うだろう。
  可愛い後輩の為にあれこれと策を考えながら四人は家路についた。


つづく

希蝶

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