忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

もともとゲーム作ってたので、普通のドリームより分岐型がいいよねとか思いました。
いや、その時点でゲーム?
立ち絵とか作ると時間かかるので、テキストだけのゲームにするか。
もちろん名前変換はつけますよ。
28と私。
タイトルは未定のさわりだけ。





主人公名前 凛
友人名前 乃亜


「凛! 早く、こっちこっち!」
「ちょっと待って!」

  青く突き抜ける空。
  ここはテニス部関東大会決勝の会場。
  仁王先輩の大ファンの友人乃亜に連れられて来たのはいいけれど。
  乃亜は門を潜るとテニスコートにまっしぐら。
  私の声なんて届いてない。

「仁王先輩かぁ……」

  そりゃかっこいいけどさ。
  銀の髪、端正な顔。
  スポーツマンらしいスレンダーな身体。
  でも。
  正直、私はちょっと苦手。
  周りにはいつも女の子がいて。
  しかも美人とか可愛い子ばかり。
  遊び慣れてるんだろうなぁ。
  私はやっぱり優しくて私だけを見てくれる人がいいなぁ、とか思う訳ですよ。

「えっと、コートは…」

  乃亜が消えた方向へ行けばいいんだろうけど、方向音痴の私は用心に越した事はない。
  試合予定が張り出されている案内板に立海の名前を見つけそのまま横に一歩踏み出した。

  トスン。

  うわ! 横に人が居たんだ。
  思うと同時にペタリと尻餅をついてしまった。

「す、すみません」

  見上げた先には目に鮮やかな黄色。

「大丈夫ですか?」

  振ってきた声はどこまでも優しく。
  差し出された大きな手。
  綺麗な指。

「申し訳ありません、私が急に隣に立ったもので」
「いえ、私こそすみません」

  視線が絡まる。
  この人は……。

「ああ、私は」
「知ってます、柳生先輩。テニス部のレギュラー」
「これは光栄ですね、」

  ああ、私の名前ですね。

「あ、望月です。2年の望月凛です」


続く

ほんのゲームのさわりです。


希蝶
PR
COMMENT
COMMENT FORM
TITLE

NAME

MAIL

URL

PASS
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
TRACKBACK
TRACKBACK ADDRESS
 
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新記事
最新CM
最新TB
バーコード
ブログ内検索
カウンター
OTHERS
Powered by 忍者ブログ
Templated by TABLE ENOCH